石田ゆり子主演のコントレールを今更見て、擬似恋愛体験。果たしてドラマで疑似体験はいいことなのか

暇すぎのアラフィフ夢子です。すっかり自分の年齢も忘れかけていました。年齢は忘れた方が若々しくなるのでいいのですが。

アラフィフともなると、なかなか恋愛というのが難しく感じられるので、ついドラマを見て疑似体験で満足してしまいます。

今回は、ドラマや小説の疑似体験は、それでいいのか?ということを書こうと思います。

 

ドラマや小説で脳は疑似体験をしている。そのメリット

 

自分の心地よいゾーンから出ずに、カタルシスを体験できる。

 

ドラマを見ている時に感情を揺り動かされているのは、まさに現実との境がなくなっているほどの証拠。これらはDVDなどで邪魔が入らず一気に見ると、余計に強く心に残り、物語にのめりこみ、強い影響を受けます。脳は疑似体験も実際の体験と同じように感じるので、退屈な毎日に刺激を与えたり、あるいは思ってもみない癒しがやってきたり、主人公と同じように泣いたり笑ったりすることで一種のカタルシスを体験します。
勇気付けられたり、現実と似たような状況で、現実とは違う結末を見ることで固くなった頭に新風を吹き込むことも。

 

また、海外ドラマなどなら「こういう状況があるのか」とはっとさせられるということがありますね。私はよく、SATCを見て、カッコいいなあ、と思っていました。また、テレビドラマの「シャーロック」も好きだったのですが、あのシリーズが好きというよりも、ロンドンのたたずまいが好きでした。これも実際行ってはいないけど、行って見た気になるというものですよね。

 

小学生の頃は背伸びして主人公の大人に自分を重ね合わせたり、逆にアラフィフになると、なかなか恋愛などもキビシイかもですが、若い年齢の主人公に自分を重ね合わせたり。その頃の年齢を疑似体験というのも、楽しいものです。

 

 

ドラマや小説での擬似恋愛のデメリットとは

 

まず、そのドラマや小説が、かなりできのよいものである必要がある。そうでなければ、当然、冷めたり、カタルシスを感じられずまだるっこしいと思ったりして苛立ちを感じかねません。ドラマを見ている最中にまだろっこしいというのは、意味がない気がします。

なので、上質なドラマ、ということは大前提です。

 

次に、ドラマが現実離れしていて、そこから発信される無言・有言のメッセージに知らず知らず誘導させられ、一定の価値観をすりこまれてしまう可能性があります。ドラマは常に現実社会より半歩先の考えでつくられるようですが、日本のドラマはどうしても押さえなければならない価値感があるようで、見ながら「陳腐だな」と感じたとしても、同じ価値感のものを繰り返し見てしまうと、それが自分の考えではないのに、やがて受けれてしまうという恐れもあります。(努力しても報われない、本当に好き同士は結ばれない、など)

 

小説などが特にそうなのですが、私は小説学校に行っていた時、アドバイスとして、ハッピーエンドにすると「作品の質が下がるので絶対に悲しい結末にするように」という指導を受けました。なので、「読者にショッキングな印象を与えるためだけに理不尽な結末を持ってくる作家も普通にいるので、注意が必要です。結局、エンターテインメントですが、それでも疑似体験自体はしてしまって、自分の考えにやはりネガティブなものを植えつけてしまう可能性があります。

 

また、ありえないイージーな展開などを現実のものと混同して現実を甘くみたり、あるいはありえないほどの美男美女との恋愛しか受け付けられないようになってしまう。というデメリットもありえます。こういうのは若い子だけではないですよ。アラフィフのおじさんだって、アラフィフの渋い俳優が若くて綺麗な三十代女優と恋に落ちるのを見て、それが普通と思い込むというのもある話なので。

 

あとは、これが私には一番かなと思うのですが、「疑似体験なのに実際体験した気になって満足して、現実で行動しない」というのがあるかと思います。まさに恋愛ドラマ好き、でも実際恋愛してない症候群とは私のことかと。(アラフィフなのに気持ち悪いですかね、すみません)

 

まとめ

 

ドラマや小説で擬似体験をするメリット

コンフォートゾーンから出ずに楽しい擬似経験ができる。脳を楽しませられる。
行ったことのない外国の町並みや価値感を擬似体感できる。
よい結末ならば、よい方向に思考を少しでも向けられるようになる。
カタルシスを味わえたり、一緒に泣いて癒しをもたらすことができる。
主人公に自分を重ね合わせ、もう一度その年齢の頃を思い出したり、違う年齢の人間としての疑似体験ができる。

 

ドラマや小説で疑似体験をするデメリット

自分のものではない複雑な価値感を繰り返し見ることで受け入れてしまいがち
読者や視聴者に刺激を与えるためのネガティブな結末に、実際、疑似体験してショックを受けてしまう。
現実離れしたストーリーや状況を、現実と勘違いして、現実での判断力を鈍らせてしまったり好みを現実離れしたものに変質させてしまう危険がある
疑似体験なのに、体験した気になって満足してしまう

 

 

いかがでしたでしょうか?
私は小説を書くのも好きだったので、ドラマの脚本やセリフまわしにも点が辛い方だと思うのですが、反面ものすごくのめりこむこともあって、今期はいいドラマにたくさん出会えてハッピーでした。

 

やはり、素晴らしいドラマは外せません!!
というわけで、今日も友人とドラマ談義に花を咲かせるのでした。

 

それではお読みいただき、ありがとうございました!