英語の早期教育は危険?子供だからこそバイリンガル脳は作りやすいけれど、長期にわたる一定のバイリンガル環境がやはり必要かも

みなさん、こんにちは、アラフィフ独身の夢子です。アラフィフ、50代ともなると、お孫さんがいらっしゃる方もぼちぼちおられるのでは?

私もそういう感覚で、一回り違いの友人の5歳の子供さんに触れております。
今回は、子供の言語能力と環境についてです。

 

 

子供は魔法のように言葉を覚えるものだけど、複数言語になればなるほど歩みは遅くなるもよう

 

今、オーストラリアに住んでいるので、子供さんにも色々な子がいます。どうしても私達日本人は、ママ友が日本人になるわけですが、なかなか子供達はバラエティに富んでいるなと、この間、友達の子供のお迎えについていって思ってしまいました。

 

私の日本人の友人はイタリア人と結婚していて、子供ができる前はお互いが英語で会話し(夫婦ともノンネイティブ)、子供が生まれてからは、双方が子供に自分の母国語で話しかけて育てています。でもパパの方はほとんど子供と会えないほど忙しいので、昼間、スマホで話すぐらい。当然、日本語量が多くなりますよね。

 

それでも、その子はすくすくと日本語とイタリア語と英語のわかる子として育っているなと思っていました。誰が教えた訳でもないのに、イタリア語しか話せないお姑さんが来た時にも、バッチリ会話していて、

 

子供って、もしかして自分の脳に単語があるんじゃなくて、クラウドみたいなのにアクセスする力があって、それで会話できるんじゃ?と疑ったぐらい。

 

しかし、幼稚園に行きだすと周りが全部英語なので、次第に英語ばかり話すようになったそう。でも、ママは頑張って日本語を話し、トリリンガル教育に余念がありません。

ところが、小学校に行くようになって、日本人ママのお子さん達それぞれが、言語発達度が全く違うので、友人も驚いたそうです

 

 

英語、日本語、イタリア語。両親が話す言葉によって子供の言葉の発達が違う

 

まず、オーストラリア人パパと日本人ママの間のお子さんA子ちゃんは、日本語より断然英語が堪能で、英語の語彙がものすごい。

 

日本人夫婦のお子さんB子ちゃんは、日本語が超絶うまい。大人顔負けの喋りっぷりで、友人のイタリアと日本のハーフのC子ちゃんしか知らなかったわたしは、その長けたコミュニケーション能力に舌を巻きまくりました。

 

C子ちゃんは、日本語ぺらぺらの日系オーストラリア人(になるんですよねこの場合)のB子ちゃんとよく遊ぶようになって、C子ちゃんの日本語力がかろうじて保たれているのがありがたい、とママである友人は感謝しているよう。

 

 

真性バイリンガルになりやすいのは、日本人家庭の子

 

知り合いの日本人家族の、もう成人しているお子さん達は、四人姉妹のうち、一番上の子だけが真性バイリンガルになった(読み書きも敬語も問題ナシ)ので、やっぱりA子ちゃん、B子ちゃん、C子ちゃんの中では、家の中は絶対日本語ルールの日本人家族で育つB子ちゃんだけが真性バイリンガルになれるかも、と思いました。

 

結局は、どの言語に一番触れているか、ということでその子のネイティブ言語が決まるんだろうな、と思いました。日系オーストラリア人のB子ちゃんも恐らく、英語がネイティブになっていくのでしょうが、やはり家に帰って家族全員が日本語を話している環境というのは強い。

 

C子ちゃんは、たぶん、日本語もイタリア語もわかるし話せる、日伊系オージーになるんでしょう。おばちゃん(筆者)は、C子ちゃんが面倒がらずに日本語をいつまでも話してくれる子でいてほしいと思っています。

 

 

早期言語教育は、もし一定のバイリンガル環境を保持できないのならむしろ危険。根幹の第一言語をマスターさせる方が絶対によい

 

私には、日本だけ一周遅れのグローバリズムに向かっている気がしてならないのですが、英語教育が日本でも(間逆の言語なのに)さかんですよね。

 

私個人的には、日本語という言霊の超絶パワフルな、最も神秘的かつ美しい言葉を、日本人はもっと誇るべきだし、日本に来たら日本語で話してね、と思います。外国人がいるから日本人も英語ができないと、なんて本末転倒。自然の音を「話し言葉」のように感じられる日本語脳は、作りたくてもつくれるものではないんですから。

 

しかも、はっきり言って、英語より、日本語の方が難しいです。

 

私達は日本語という英語と間逆の言語のネイティブなので英語習得が難しいだけで、日本語を知らなければ、英語はそんなに難しい言語ではないんです。だからこんなに世界の人達が話してるんですよ。

 

 

恐怖!子供が英語でも日本語でもない言葉を話し始めた!?危険な早期外国語教育

 

先日、子供さんをまだパパ、ママも言えないうちから、英語のDVDなどを見せまくってバイリンガル教育に頑張っていたご夫婦が、突如、その英語教育を全部やめたそうです。

 

というのは、子供がなんと、英語でも、日本語でもないわけのわからない言葉を突如、話し始めたから。

 

このままでは何語も話せない子になる、と恐怖を感じたそうです。

 

今では子供さんは、ちゃんと日本語を話すようになっているそう。(当たり前か)

自然なバイリンガル環境でも、なかなか真性バイリンガルを育てることは難しいですが(親が家庭でかなり厳しく言わないと、子供はすぐ、その国の言語だけで話そうとする)真性バイリンガルになれなくても、そこそこしゃべれる、わかる、という人にはなれると思います。

でもそれも、やはり一番大事な第一言語があってこそ。

やっぱり、長期にわたる、自然なバイリンガル環境が維持できないようであれば、バイリンガル教育というのはあまり功を奏さないのではないかな、と思っている、もうおばあちゃん世代突入気味の筆者でした。

 

本日も、お読みいただき、ありがとうございました!