無慈悲な退去勧告を受け、外出禁止令下でシェアハウス探し。自分もコワイけど相手も怖がっていた内見の現場。

みなさん、こんにちは、アラフィフなのにいまだにシェアハウスで暮らしている夢子です。

マンションの所有者の(元友人)の60代女性を怒らせてしまい、結局また引越しせざるを得なくなりました。
今回はなぜ私が追い出されたのか、の詳細についてです。よろしければ、お付き合いください。(及川幸久風)

 

 

外出禁止令、お宅訪問禁止下でシェアハウス探しってコロす気ですか

 

 

なぜ、私が退去勧告を出されてしまったか。

 

ことの発端は、小さい方の部屋が空いているからと友達価格で住まわせてくれていた、天使のような友人が、鬼のように豹変してしまったこと。

 

確かあれは、カフェやレストランが今日から営業停止!という急転直下のニュースが流れた次の日でした。

 

営業停止になるまでも、人々は怖がってどこも客は一組か二組しかいないような状況。新規感染者は一日100人ほど、それも経路不明、海外からの帰国者も「14日自宅待機」を課しているとはいえ、ちゃんと守っているのか信用できない、疑心暗鬼になるには十分な時期のこと。なんせオーストラリアには中国系移民、留学生がめちゃめちゃ多数!

 

マンションの所有者である友人は、その日もランチに彼女の友人家族と出向き、その後、全員、のこのことうちの(彼女の)マンションに来てくつろいでいたのですが、外から帰って来ても誰も手を洗わない。

 

そのことに気づいた私、思わず

「すみません、神経質で~。皆様、手を洗っていただけますか~?洗面所はこちらですぅ」

と、しゃしゃり出た。にこやかに極限まで腰を低くして申し上げたつもりでしたが。

思い返せば、あれがかなりダメだった気がする。

 

そしてその次の週に、また事件発生

皆、粛々と外出禁止を守っているというのに、

息子の誕生日会によばれてるの(ウキウキ)」と友人。

 

いや、テレビで「1歳の子の(記念すべき)誕生日でも誕生会はしないように」

「離れて暮らす家族同士でも会うのは禁止」

とさんざん言うてますやん・・・。

 

息子35歳の誕生会ってマジですか。

 

「息子とその彼女と、娘と娘の旦那と孫も来るの~(タラリラ~)」

 

その連中、全員、ネイティブですね。

 

ニュース(誕生会は禁止やで!)を知らないはずないのに、こっそりやろうとしてる訳ですね。

しかし、いくなとは言えない。そんな権限は私にはない。

 

で、しょうがなく恐る恐る言ってみた。

 

「それは息子さんや娘さんだから、当然ハグはしますよね~・・・」

その一言で、オーナーの顔色は一変した。気がした。

 

「もううんざりなのよ!」

「外出したら手を洗えとか、なんなのよ!結局、自分がうつりたくないだけでしょ!?わたしは別に平気よ、かかったらお陀仏かもしれないけど、別にこの世に未練はないから!」

 

ええええ~・・・。

 

「おお、落ち着いてください」

「すみませんでした、出すぎたことを言いました」

「でもですね、一応、テレビなどでは(ハグすんなとか色々)・・・」

なにか必死に取り繕おうとしましたが、でも私はまだタカをくくっていた。

 

まさかこんなことで追い出されることになるなんて思いもしなかったから。だって短期間とはいえ、それなりに仲良く、冗談なども言い合って暮らしていた仲でしたから。

 

結局、誕生会前夜になって息子から電話が入り、どうやら誕生会は中止したようでした。

 

それまで、血は争えん、たぶんこの家族は全員、事態を軽くみる人々なんだろうと思っていたけど、さすがにネイティブなだけあって、自重したようです。

 

誕生会を家でしていたら近所の人が通報する恐れもあり(自粛警察ですね)、そうすると警察が来て事情聴取及び罰金の寸法だと、さすがに気づいたのかもしれない。

 

家族が全員一致でその手の気質(こっそりやっちゃえ!かまわん、かまわん的な)だったら、それはそれで家族の運命もろとも、で別にいいけど、シェアハウスに住む全く違う価値感の赤の他人(私)まで巻き込むコロナ騒動ですからね。

 

まあ、自分のちょっとしたふるまいがここまで他人に大きな影響を与えるなんて、今までなかったことではあるまいか。

 

そういえば、息子の誕生日、とか自分の誕生日、とかを数ヶ月前にも話していて「イベント多くて困っちゃう~」と嬉しそうだったんですよね。

楽しみにしていたんでしょうけど、周りを見回してみてください。スーパーからトイレットペーパーや缶詰、肉が消え、冷凍庫が売れまくり、レストランやカフェが前代未聞の営業停止ですよ??

世の中は緊急事態なのです。

 

と言っても無駄。

 

翌朝、ラインにて長いメッセージが。

要約すると

あなたとはもう暮らしたくないので、見つかり次第、出て行って

でした。

 

かくして、お宅訪問解禁になる数日前から、私はシェアハウス探しを始めました。

 

 

目をつけていたシェアハウスには、怪訝な目で見られ、撃沈。

 

本当はあとほんの数日待てばよかったものを、他の友人たちが

「いや、確かに不動産関係は表立って内見もオークションもやってはいない。だがしかし、それでも緊急に家探しが必要な人たちは一定数いるはずで、不動産屋は営業停止になっていない。しかも内見はお宅訪問ではない、よってシェアハウス探しも問題ないはずだ」

 

とそそのかした(他人を責める私)ため、

「お宅訪問は今度の金曜からOKだよ~」というニュースを後目に、水曜ぐらいに内見させてもらえないか、と目をつけたお部屋の広告主に電話してしまった。

 

「(困惑した雰囲気)ああ、まあいいですよ」

 

あら?そもそも募集広告を出しているのに、内見希望の人が連絡してきて戸惑うのっておかしくないですかね?

 

訝しがりつつ、しかし「内見はお宅訪問ではない」という友達の言葉を無理やり信じ、フライング気味に内見にいってしまったのが運のつき。

 

応対してくれた人は、そもそも私が玄関に立っているのに気づいてめちゃめちゃ驚いていた。

 

「(お宅訪問禁止なのに、なにこの人~・・・と考えているとしか思えない引き具合)家のオーナーからは聞いてなかったけど、まあどうぞ」(なぜかオーナー不在だった)。

 

そうなんですよ。

シェアハウスの内見は、やっぱどう考えてもお宅訪問なんだよ。

だって普通の物件の内見は、アポをとって、不動産屋と自分だけが、空の物件を見に行くわけでしょ?そこに人は住んでいないわけだ。不動産屋と自分が、社会的距離を十分とっていればお互い問題ない。

 

しかしシェアハウスは、そこに暮らしを営んでいる人がいる

 

やっぱりやっぱり、どこをどう考えても、お宅訪問なんだよね。

私は外から突如やってきたインベーダー扱いされてしまったわけです。

 

全く歓迎されない内見だったため、そこで住まわせてもらえるかお願いする気力もなく、

ただ撤退した私だったのでした。

 

なかなか見つからない焦りもあり、コロナで外出禁止令が続いている中の部屋探しという理不尽さも感じ、

 

「この6ヶ月は退去勧告はできない法律ができたんですよ(だからもう少し置いて)」と言ってみたが、オーナーもつわもの。知り合いの法律家から「私的で口約束な賃貸は含まれない」と太鼓判を押されたらしく、出て行けの一点張りでした。

 

 

空き室率は高かったはずだが、相も変わらず値引きなしの日本人オーナー達。

 

日本人をターゲットにしたシェアハウスは、日本人ワーキングホリデーメーカーのほとんど?が領事館の勧告により日本へ帰国したようで、かなり空き室率が高くなっていたようです。

それどころか、春節で中国に戻った多くの中国人留学生たちがオーストラリアが鎖国したため戻れず、現在も賃貸物件やシェアハウスは空きが目立ち、賃貸物件は賃貸料が下がっているとのこと。

 

なので、日本人以外のシェアハウスやシェアユニット(マンション)のオーナーさん達は、今、結構値引きしてシェアメイトを募集している人が多いんです。

 

でも私が見るところ、日本人オーナーさん達は値引きしてないですね。(しててもほんのちょっとか、そもそも日本人向けに狭くて大勢で住むように設計され、魅力が皆無の物件か)

外から新しく人入ってこないのだから、内側でパイの取り合いをしていると自覚して、もっと値下げたほうがいいと思うんだけど。

 

いつのころからか、シドニーは不動産価格が不当に上がりすぎ、それに伴って賃貸もあがったため、本格的なシェアハウスビジネスなるものが登場し、阿漕な値段でワーキングホリデーや留学生から搾取していたのでした。

 

現在、そういったシェアハウスビジネスのオーナー連中はかなり苦境に立たされていると漏れ聞こえてくれるので、常に借りる側の私としては、こっそり溜飲を下げている。

 

新しく市場に出てきた賃貸は下がっても、そうでないやつはコロナ前の高い賃貸のままだからシェアハウスビジネスでなくても家賃の一部をシェアでカバーしている人たちにしたら金額を下げられなかったのかもですが・・・長年住んでいる私としては、人間扱いされてないレベルにさえ感じました。(でも東京とかで安い賃貸に住んでいた若者は平気みたい。というか、そもそも若者は平気みたい。)

 

それでも、私自身はなかなかいい部屋が見つからないし、内見にいっても先方から断られるしで、難儀したんだよな~。

 

とはいえ、紆余曲折あったものの、結局、私は見に行った部屋のうち、「まあまあいいか」と思えたシェアハウスに決めて、引越ししました。

 

退去の期限ぎりぎりでした。

 

しかし、そこがまた超絶ヘンてこシェアハウスだったんだよ。

 

その話は、また別の機会に。

 

本日もお読みいただきまして、ありがとうございました!