オーストラリアはスピリチュアルの聖地?私が出会ったサイキック、ヒーラー5

オーストラリアでは、なぜかスピリチュアルに惹かれる人が集まってくるのでしょうか。完全唯物論者で、パワーストーンのブレスレットをしている人でさえ、キライだった私が、オーストラリアで出会ったヒーラーやサイキックさんのおかげで?スピリチュアルに目覚めた、すったもんだ記を続けております。これで5回目。

 

今回は、その中でも特に印象的だった、元鍼師のAさんについてです。

 

 

なぜかサイキックにリーディングを断られた経験のある私。

 

オーストラリアには日本人のサイキックやヒーラーの人が密かに生息していて、彼らは何の広告も打たず、口コミだけで活動していたりします。今ならSNSがありますが、昔はまさに口コミオンリー。

 

また、そういう見える力がある人でも、完全無料でリーディングをする人などもいました。

 

思い出すのですが、あれは確か10数年前、私がまだ初めてオーストラリアに来たばかりの頃。

 

友人が突然、

 

「男性で無料でリーディングしてくれる、見える人を紹介してもらった。占いじゃないよ。ものすごく当たってたし、今後の参考にもなった。夢子さんもやってみ?」

 

と言って紹介してもらったのです。

 

男性で無料でリーディングなんかできる人がいるのか、と占いとほぼ混同していたけれど、無料という言葉に惹かれた私。

 

早速、電話番号を教えてもらい、メッセージを送ってみました。

 

ところが。

 

返信には一言。

 

あなたとは波長が合わないので、お断りします

 

…。

 

まだ、何も喋ってないじゃない!メッセージを送っただけだよ!!

 

なんで~~~?????

 

粘ったのですが、波長の合う人とでないとできない、と繰り返しショートメッセージで返信され、身も蓋もなく断られてしまったのでした。

 

反省点としては、メッセージを送った時、ちょっとだけ我ながら横柄というか?

 

なぜか「私がお客になってあげるわよ」みたいな態度だった、というのを思い出します。

 

無料なのに。

 

なぜだか、スピリチュアル、みたいなものに携わる人はいい人で、性格が良くて、丸くて、何でも「いいよいいよ」と受け入れてくれる人、という誤解がありました。

 

私の、サイキック能力は高いが、いまひとつ人間が青臭かった?年下上司との出会いもあり、

 

サイキックやヒーリング能力がある人でも、結構、ワガママな人もいるし、

 

相手に断る権利もある、ということを学んだのはもう少し後のことです。

 

その時はなんだか、友人は無料で占いしてもらえたのに、自分は顔も見ずに断られた、

というのが悔しい、って感じでした。

 

まあ若かったですかね。

 

 

日本人元鍼師のAさんは、眠れるエドガー・ケイシーの日本人版だったのかもしれない。

 

それからだいぶ時間が経って、(たぶん7年ぐらい?)その頃、スピリチュアルの話ができる男性の知り合いから、元鍼師のAさんを紹介してもらいました。

 

彼女は鍼師というキャリアがあるものの、鍼師はもうしたくない、ということで、子供さん一人と旦那さんと三人で、オーストラリアに一年ほど滞在されていました。

 

もともと鍼師として開業していたために、貯金もかなりあったそうなのですが、311の震災がきっかけでお子さんを連れてオーストラリアへ。

 

ただ、結局、旦那さんは学生ビザで20時間しか働けず、英語がそれほどできるわけでもなく、日本食やさんなどで仕事されていたようです。

 

一家は一年後に、突如、マレーシア移住を決めて、その後は音信不通になってしまったのですが。

 

彼女の「オーストラリアでの生活は大変だった、どこがいいのかさっぱりわからない。マレーシアは天国です」

 

という言葉も、この物価の高いオーストラリアでのことを考えると納得ですけども。

 

元鍼師の彼女は、エドガー・ケイシーのように自分が催眠状態に入って、クライアントの質問に答える、というスタイルのリーディングをされていました。

 

もっとがんがん高額なセッション料を取ればいいのに、と私は思いましたが、

 

完全無料。

 

なぜかというと、自分が催眠状態に入っても、何も見えないことがあったから、だそう。

 

それが、なぜなのかは不明とのことでした。

 

彼女はセッション中は、相手の体調が自分の体調になるようでした。

 

もともと日本でも、この能力を使って、お医者さんと大規模コラボセッションをやったり、ちょっとした研究に携わったこともあるそうです。

 

しかし、相手が患者さんとなると自分の体調のことも気になり始め、結局、かなり大々的なセッションをキャンセルしたこともあるそう。

 

 

ようやく個人セッションにこぎつけたのに、あえなく中止。

 

「どんな質問にも答えてもらえるから、質問をたくさんメモしていくといいよ」とのアドバイスに、どきどきしながら質問のリストをつくり、持参した私。

 

でもいつもの自分のクセで、「全ての質問の答えを知りたくない」という矛盾した気持ちもあり、質問は核心をつくようなものではなかったです。

 

そして、しばしの雑談のあと、セッション開始。

 

旦那さんが誘導し、彼女は横になり、催眠状態に。

 

わたしの眉間もムズムズしはじめました。(当時、よくこうなりました。今は全くなんだよね)

 

ところが、彼女は「前髪が額にかかってますね」と言って何度も額を払うような仕草をしたと思うと、しばらくして、

 

「あ!これって、前髪じゃないんですか?何か、眉間に感じてますか?」と言い、

突如、起き上がりました。

 

催眠状態からとけて私を見て、「前髪ないですよね?あなたももう何か感じてるんですよね?」

 

びっくりして「え、ああ、たまに眉間がムズムズします」とうろたえて言うと、もう一度、と彼女は横になったのですが、またすぐ起き上がりました。

 

ぽかんとしていると、

 

「ごめんなさい、セッションはできません。あなたには必要ないそうです

 

と断られてしまったんです~~~!!!

 

必要ないって、どなた様が決めたのかしら??彼女を導く、高級背後霊団?

 

「だってあなた、本当はわかる人ですよね?たぶん、そういうことだと思います。とにかく、必要ないそうです」

 

いや、わかりません。暗中模索な人生です

 

でも彼女は笑ってそう言って、後はまた普通のおしゃべりとなってしまいました。

 

その時の印象的な話には、日本人の女の子が二人のオージー男性、どっちとつきあうべきか聞いてきて、セッションをしたところ、三人の心のひだのようなものが質感として見えたそうです。

 

二人のオージー男性たちの心は、粗い目の布でざらざらした感じ。一方の日本人の彼女の心が、非常になめらかできめ細かかったそう。

 

「ものすごく荒い表面を感じて、オージーと日本人って全然違うんだな、と思ったんですよ」

 

とのことでした。

 

別に悪く言うつもりでもないんですけど、オーストラリアの人って乱暴というか乱雑というか、ラフな部分が多いんですよね。

 

私はその彼女の透視が、非常に的を射ている気がしてしまいましたよ。

 

その後は数人のグループで、彼女が見えているものを他の人にも見せるセッションなど、実験的なことをやっていたようで、参加していた(紹介してくれた)友人が教えてくれました。

 

彼女のオーストラリアでの困窮と、この能力を埋もれさせたくない、とのことで彼なりに奔走していたようです。

 

もしかしたら、今はマレーシアでそんなセッションをやったりしているのかなあ、あるいはもう日本に帰ったのかなあ、などと時どき思い出すサイキックさんです。

 

彼女はきっと、今もどこかで陰ながら、サイキック能力をつかって人助けをしてるんじゃないか、と思います。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました!