外出禁止令がとけてすぐ引越しした先はトンでもシェアハウスだった・・・ストレスで片目が真っ赤に。その3

アラフィフ独身でいまだにシェアハウス暮らしをしている夢子です。今回は、全回の続き。外出禁止令が解けてやっと入ったあたらしいシェアハウスがどうトンでもなかったか、です。ご興味おありなら、しばしお付き合いください。

 

 

洗濯機で使う洗剤にダメ出し

 

さすがに開けていいカーテンといけないカーテンがあったり、(後になって判明した)使っていい食器とそうでないものがあるなど、何かやるたびに注意されると、ついついビクビクしてしまいます。何が地雷かわからないから、息を殺して、何かするときには見られないように、が基本となりつつありました。

 

でも、やっぱり普通に洗濯もしないといけないので、やり方を聞いたんですね。

香港系オーナーは電気代に関してはシビアではなく、しかもかなり変だとは思いましたが、なぜか

 

「私は食器拭き用のフキンは毎日洗うの」と自慢していた。

 

それも洗濯機で。

 

香港オーナーは毎日、ほとんど夜11時などの夜遅くから洗濯機を回していた。(これもオーストラリアではかなり変わってる。洗濯は朝、それがオーストラリア。)洗濯機にはたった三枚のフキンのみ。しかも乾燥機を使っていた。

 

いったいなぜ。

 

オーストラリアって電気代が高いって皆がいつも騒いでるんですよ。

日本と比べてそこまで高くない気がするんだけど、支払いが三ヶ月ごとだから、法外な金額に映るんだと思う。

 

なので、ほとんどの場合、シェアハウスでは「洗濯は週一回にして」「シャワーは15分以内」「乾燥機は使わないで」と言い渡されることがほとんど。

 

ほとんどのオーストラリア人は洗濯は週に一度か二度、まとめて大量にやるものと思います。

 

一度の洗濯に三枚のフキンのみで洗うという事実を知って、(この人たちってかなり変なんじゃないか・・・)と思ってしまいました。(しかも乾燥機まで・・・普通に手洗いして外に干せばいいんじゃないのかと。)

 

それはさておき、私が洗濯機の使い方について教えを乞うたとき、普通に教えてくれたのですが、私が持っているカップに彼女は難色を示した。

 

オーナー「洗剤はどこ?」

 

「ここです。(とカップに入った水を指差す私)」

 

私はもともと、洗剤はセスキ炭酸ソーダを使うのが好きで、日本では大体セスキを使っていました。オーストラリアにはセスキは売ってないのですが、セスキよりさらにアルカリ濃度の高いものが売られています。

 

でもその時はまだ入手していなかったので、もともと持っていた重曹と水で重曹水を作り、沸騰させてセスキ炭酸ソーダ水を作ったんです。重曹をお湯に混ぜて沸騰させるとセスキになるとネットで調べたので。

 

すると、怪訝な顔でぐだぐだ色々訊いて来る。

 

うーんなんでだ?

 

「いや、これは実は水と重曹です。重曹は食べられますよね?」

慌てて説明したけど、納得していない様子。

 

カップを洗剤で洗うでしょうに?と思ったけど、食器用と洗濯用では何か違うと思えるかもね。

 

案の定、洗剤をコップに入れるなと、また後々注意されました。

 

ああ、疲れる。

 

 

キッチンから、トースター、電子レンジが忽然と消えた

 

 

また別の日の話。

 

ゴミ箱や炊飯器がなくて不自由を強いられつつ、なんとか頑張って生活していましたが、

帰ってきたら電子レンジとトースターが消えていて、びっくりしました。

 

というか、何かががらーんとしてる、としか初め思わず、しばらくしてやっと、消えたものがなんだったか気づきました。

 

ジェニーいわく

「なんか、オーナーが電子レンジのガラス部分が壊れたからって撤去したんだって。不便よね~」

 

いやいやいや。

 

朝、電子レンジがチン、って鳴ったり、トースターが鳴るのがうるさいと思って撤去したんでしょう。電子レンジのガラス部分が壊れるとか、聞いたことない。

 

私は朝は電子レンジ使わないし、トースターは全然音が鳴らないタイプのものなんだけどなあ。

一体なにを誤解してそうしたのか・・。

 

しかし、思うにこんな調子で、英語が曖昧な子達を今まで煙に巻いてきたのだろう。

と思いました。

 

 

そして、またまた突然の退去命令、きた

 

まだ引っ越して一週間。

 

その宣告はまた突然来ました。

朝、八時半ごろだったかな。ピコーン、とラインのメッセージ着信。

 

「前に言ったとおり、その部屋をもともと予約していた子が来ることになったから今日から二週間以内に出て行って。退去日は○月○日だから」

 

は?

 

ガーーーーーーン。

 

晴天の霹靂とはまさにこのこと。

 

あまりの突然の出来事(せめて一ヶ月ぐらいはこのままと思っていた)に、動悸が激しくなってしまった。

 

追い討ちをかけるように、続いてなぜか電話のSMSにも同じメッセージ来た。

 

そのあとさらに似たようなメッセージが二回ほど来て、しかも

 

そういうことだから!わかってるの!?DO YOU UNDERSTAND?

 

と、大文字で来て、(大文字は強調あるいは脅し、あるいは威嚇、しかもDo you understandって、子供に大人がいうならともかく、赤の他人に言うには、ものすごく失礼な言い方です)

 

怖くなって、

 

「yes」

 

と小さく返した。

 

でもこれだけではすみませぬ。

 

 

夜中にトイレに行こうとしてキッチンの脇を通ったら呼び止められる

 

もうーこわいいー

 

助けてーーー

 

二週間で新しいとこ決めないといけないなんて無理だよーーーー

 

しかも、前から言っていたとおり?、予約していた子?ってなんだ?

香港の親戚がくるかもって話しか聞いてはおらぬ。

 

理不尽を感じながらも、時間は何事もなく経っていき、私はとりあえず寝た。

 

次にトイレに目が覚めたのが2時半ごろ。トイレはキッチンの脇を通っていかないといけないのですが、ドアを開けるとまだ電気がついている。

 

そして人の声が聞こえる。

オーナー夫婦がこの夜中にキッチンでもそもそ話している模様。

 

不審に思いつつ、でも半分寝ぼけて、トイレにいきたいからキッチンを素通り。

 

トイレをすませて部屋に戻ろうとしたら、

 

おい!おい!

とでかい声で呼び止められた。

 

ぎょっとする私。

 

オージーオーナー「おい、メッセージ見たのか!?わかったのか、二週間で出て行くんだぞ!わかったのか、おい!!

 

こわいーーーーなにこれーーーー。

 

恐ろしさのあまり、声も出ない私。

ただ、首を縦に振ってうなずきました。

 

「よし、これで確認とれた」満足げなオージーオーナーの声。

 

私は逃げるように自分の部屋へ。

 

こんなの聞いたことないよーーー。

何がいいオーナーだよーーー。

 

 

そして、噓をつくオーナー夫婦

 

次の日、必死にクラシファイド(地元の広告)をチェックする私。そうすると、まさに今の私の部屋の広告をオーナー夫婦が出しているではないですか。

 

やっぱり・・・。

 

まあどうせというのはわかってるけど。

 

だってオーストラリアは鎖国中で、外国人はオーストラリアに来ることはできないんだもん。

 

作り話ですよね?部屋を予約とか、普通ないし、そんなの。

 

しかしキッチンでまたもやすれ違ったとき、香港系オーナーがスマホ片手にまた私を呼びとめ

「あのメッセージ読んだの?本当に出て行けるわよね?今から移民局に住所を報告しないといけないから、あなたが住んでると困るのよ」

 

なんのこっちゃ。

移民局とか、しらじらしい。

 

その後、また似たような「この日までに出て行くってわかってるだろうな!?」というメッセージが来る来る。

「この日にじゃなく、この日までに、だから。DO YOU UNDERSTAND?」だって。

 

わかっとるわ、それぐらいの英語。

 

ハウスメイトのジェニーに言うとめちゃめちゃ驚いていた。

「なにかきっと誤解があるのよ。話し合った方がいいよ」

 

誤解とかないです。

 

ジェニーとオーナー達は話をたまにするようなので、「ハウスメイト募集広告が出ていること」「外国人はオーストラリアに来れないはず」ということを言っておきました。

 

そうすると、漏れ聞いたらしい香港オーナーがジェニーに「あの広告は間違い、削除した」「新しく来るのは私の親戚ではなく、もともと予約していた別の子」と説明したらしい。

 

もともと予約していた子がいるのに私を入れるのはほぼ詐欺だろうし、移民局って言いましたよね。

 

でももう面倒くさいのでスルーすることにしました。

 

しかし、この一連の鬼のようにくるメッセージ、鬼のように夜中に恫喝された件のせいか、なんか片目が痛いな、と思って鏡を覗くと、白目が真っ赤になっておりました。

 

同じ症状を昔経験したという友達が、メガネ姿の私を見て

「それは絶対ストレス。間違いない」と断言してました。

 

治るのに三週間ぐらいかかったかなあ。

 

視力も落ちていて、元々目はワルイけど、矯正したら見えるはずのものがぼやーーっとしているので、

「このまままさか失明!?」とおびえていました。

 

 

結論

 

 

結局、その後必死に新シェアハウスを探し、みごと今までより断然いい部屋をゲット!

 

何もかもが私の理想どおりでしたが、狙ってできたわけではなかったです。

 

引越ししてみて初めて

「何ここ!?めちゃめちゃ理想的!!」と気づきました。

もう、目に見えない存在が、何とかしてくれたとしか思えません。

感謝してもしきれないぐらい。

 

なので、今となっては、あの変なオーナーさん達にも、出て行けと言ってくれて感謝しかありません。彼らが断固として私を追い出そうとしなければ、うだうだと、ずっとあそこに不満が少しありつつも、居座っていたでしょうから。

 

結局、思ったのが、

世の中、妥協はよくない

ということでしょうか。

 

自分がイマイチだと感じるもの(人間関係、住環境、仕事など)は、長続きさせようとしても、結局そううまくいかないもんだなと思います。逆説的だけど。

 

でも聖なるタイミングというものがあるので、わざと回り道をさせられるということもあるのかもしれないと思います。

 

ハウスメイトのジェニーにとっては、あのオーナー夫婦はいい人たちだったと思いますし。(ほかの日本人の子たちにとっても)

 

まあ、あんな下手な噓を言っても通用してたのは、どう考えても英語が得意でない子達を相手にしてたからだろうなと思います。(噓の常習犯だろうと勝手に決めつけてますが)

 

話は戻りますが、何に対しても私は妥協するクセがあるようで、それって「そのほうが簡単だから」という怠慢も潜んでるのかもしれないです。

 

妥協しないクセをつければ、今回のような無駄な大変な目に遭わずにすむのかもしれないなあ、と思いました。

 

というわけで、トンでもシェアハウスの話でした。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました!