シェアハウスは人間関係の縮図。またまた追い出された私が学んだ日本人の掟とは(2)

アラフィフなのにシェアハウスに住んでいる筆者の夢子です。オーストラリアでも日本でもさまざまなシェアハウスに住んだのですが、やはり今回ほど強烈なルールのある家は初めて。今回は、奇天烈なシェアハウスの家自体のさまざまな欠陥についてと、押し付けられる奇妙なルールを率先して守る日本人についてです。

 

ドアが閉まりません。奇妙奇天烈なシェアハウスの名に恥じない、変なオーナーと変な部屋。

 

初めて内覧に来た時は、まさかドアが壊れていて閉まらない部屋を見せられているなんて思いもしなかった私。

家は広く、二階には誰も住んでおらず、しかしアレンジすれば使用できるとのことだったので、二階の部屋をリクエストして入居を決めた途端、

「入れるのは一階の部屋だけだから」と無理やり、ドアが閉まらない部屋に入居させられました。

 

これだけでもひどいよね。

 

廊下は電気がこうこうとついていて、ドアが閉まらないために光が部屋に入ってきて眠りにつけない私。

 

まあ、まだ3月で暑かったから良かったものの。

 

しかも、部屋のシャンデリア(じゃなくてもいいのに)の豆電球がつかない。

 

その上、隣の部屋から声が丸聞こえでうるさすぎて眠れない。(私は抗議したので多少静かになったけど)それも、実は一つの大広間を適当なドアで仕切って部屋を二つにしているだけなので、壁で仕切られていない分、お互いの音が筒抜けという欠陥満載の部屋でした。

 

真のオーナー(元奥)がなぜか「おまえは動くな、ドアなしの部屋にいろ」と言ったらしいのですが、私は次のシェアシェアメイトが入ってくるからと用意された部屋へと、半裸族の方のオーナー(本当はただの管理人)に頼み込み、部屋移動させてもらいました。

 

どうも、ここで、ドアなし部屋に文句を言う私をその部屋にとどめておけば、遠からず出て行くのではと計算されていたのか?と今さら邪推。

(真オーナーは一緒に住んでいないので、私が本当に仕事をゲットしようが学校に行こうが、確かめる術もない状態)

 

これで、週180ドルもチャージされていました。

 

で、他の部屋はというと、

 

もう一つの部屋は、昔、喫煙室だったらしく、何か歯車のようなものがゴーっと朝から晩まで回っていて、音がうるさい部屋。しかもかび臭い。この部屋の子は出かける時、寒い冬でも必ず窓を開けるよう指示されていました。

 

私が移動できた部屋は日が当たらず、昼間は超絶暗く、夜は豆電球一個でこれまた暗い部屋。

でも一番4つの部屋ではマシな部屋でした。

 

 

シドニーの家賃が狂乱状態に高騰しているのは今だけか?

 

しかし、これだけ欠陥だらけの部屋なのに、皆、おとなしく住むのは、なぜなのだろうか。

 

結局、シドニーの不動産が高騰し、住宅事情が最悪になりつつあり、そこそこ安い家賃で住める部屋を探すのが困難なせいかと思います。

 

そうは言っても、現在は移民抑制策が取られていて、ビジネスビザからの永住権申請はできなくなりました。そのせいで、去年の新規移民数は十年ぶりに減少したそうです。

 

移民の増加をあてこんであちこちにマンションを建て続けているシドニーですが、私の友人が住むまだ築二年のマンションも、「ガラガラ」。

 

投資のために皆、物件を買うのですが、大家はローンを家賃収入で当てるために、家賃を高く設定せざるをえず、高すぎる家賃のせいで入居する人がいない、ということのようです。

今までは、家の価値が倍倍ゲームだったシドニーも、新規移民の数が予想を下回るようだと、不動産価格にも影響が出てくるかも知れないですね。

 

 

奇天烈シェアハウス4つの部屋に共通する欠点

 

さて、話は戻って、

私の友人も自分の家を人に貸しているのですが、彼女がうちにこっそり遊びに来たことがありました。その彼女の目からのご指摘はこんな感じ。

 

うちのシェアハウス共通の欠点

日が当たらず、しかも今どき電球が昔の豆電球で、めちゃめちゃ暗い
埃っぽい。
窓がサッシでないため、隙間風が半端なく、寒い。
その割には空気が淀んでいて通気ができておらず、恐らく目に見えないカビだらけと思われる。
オーナー達の荷物や私物が置きっぱなし。

 

友人曰く、

「普通、部屋を貸すときには自分の私物は全部引き上げないといけないよ。あなたの部屋、オーナーの私物がいっぱいあったじゃない?あんなので本当は堂々と家賃請求できないよ」

 

というか、音がゴーっと一日中鳴る部屋とか、隣の物音が全部聞こえる部屋とか、ドアが閉まらない部屋とか、本当によくそんな部屋なのに週180ドルも請求するよな。

 

しかも、鳥の餌やれとか犬の世話しろとか、ゴミだしやっとけとか、キッチンを掃除しろとか、

 

はっきりこうしろ、とは言わないくせに「みんなで考えて手分けしてやるべき」などと言ってくる。

 

そしてそれに大人しく従う日本人は、お互い監視してる状態なのかも。

 

厳しくてアホなルールの中には、「トイレの水をするごとに流すな」というものまであるんですよ。

 

それでもお互い監視しつつ、流さないことに徹底する日本人シェアメイトの我々。

 

何から何まで変だけど、

 

結局、半裸族オーナー(本当はただの管理人)がおかしいだけでなく、真のオーナーの元奥もめちゃめちゃおかしいってことがやっとわかった次第です。

 

次は、奇天烈シェアハウスのルールの詳細についてです。

 

今日もこんな話なのに、お読みいただき、ありがとうございました!