学生ビザが取りにくくなったオーストラリアは、35歳以上の女子の婚活を阻害しようとしているのだろうか。

皆さん、こんにちは、オーストラリアに十数年住んでいるアラフィフの筆者です。

アラフィフだけど独身で彼氏もおらず、家を買ったわけでもなく、しがないシェアハウスで生活中。もちろん、大家ではなくテナントの立場。最近は新しいシェアメイトの若い子たちとやっと落ち着いた生活ができるようになり、一息ついています。

最近聞いた話では、学生ビザが急に非常に取りにくくなったとのこと。

今回は、オーストラリアの学生ビザについてです。

 

大人女子が海外に住む方法の一つ、学生ビザ。

 

通常、海外に長期で住むにはビザが必要です。オーストラリアだと三ヶ月以内だと誰でもとれる観光ビザで入国が可能ですが、絶対に働くことができません。

もちろん、30歳までだったら一年間滞在でき、フルタイムで働くことも可能なワーキングホリデービザが取れるわけですが、30歳を過ぎたらワーホリは取れない。

 

というわけで、オーストラリアに来る大人女子が目指すのは通常、学生ビザになります。

学生ビザはフルタイムの、決められた教育機関での就学となり、通常は三ヶ月以上のコースということになります。

 

週20時間の労働が認められているので、学校に行きつつ仕事もして、それで生活していくことも可能なんですね。オーストラリア、特にシドニーは日本食レストランもたくさんありますし、英語がそんなにできなくてもそういった仕事に事欠きません。

日本食レストランだと賄いも出るので食費も浮きます。

 

学生ビザを延長し続けて、10年以上滞在する人や、学生ビザでありながら、起業しちゃうような人もいます。

 

そもそも、学生ビザなのに10年も延長してしまうのは、自力で学校などを卒業して永住権を取るという正攻法が非常に困難になってしまったから。

 

それまでは、永住権を取るための学校に行って、永住権を取得し、好きなように生活するという選択肢がなくはなかったんですね。こちらもなかなかハードルの高いものではありましたが、今の比ではありません。

 

なので、学生ビザなのに起業家だったり、手に職があってバリバリ働いているのに、夜間の学校に行っている人などがいて、なおかつ高齢化社会の日本を反映してなのか、もう40代でも学生ビザで何年もオーストラリアにいるという人も珍しくはなくなったようです。

 

本当は、女性の場合、滞在中に婚活して、オージー男性をゲットし、配偶者として悠々と永住権をゲット、というのが目的の人も多いと思うんですが。

 

まあ、オージー男性との結婚というのは、する人は簡単にできるし、できない人は縁がなく長年一人、などということもあるようですね。

 

 

それが、最近は、学生ビザが簡単には下りなくなってしまったようなのです。

 

 

狙われているのは35歳以上の大人女子の学生ビザ?
水面下の偽装結婚防止策か?

 

もともと、オーストラリアの学生ビザは、同じカテゴリーのコースを上へ上へ上がるしかない、という仕組みになっています。例えば仮に専門学校の観光コースのサーティフィケート3を半年申し込んだら、次はサーティフィケート4、ディプロマ、アドバンストディプロマ、バチェラー、と進んでいく必要があり、英語力が足りないから英語学校に戻ります、というのはできません。英語学校は専門学校より下に位置すると考えられるからです。

 

で、今までは、観光をやったら次は理屈をつけてITコースにして、またサーティフィケート3、4と上っていけ、また別のコース、と、横に移動することができたのですが、コレが非常に厳格になり、コース変更がほぼ不可能になったそうです。

 

介護を勉強した人が、次に社会福祉を勉強したい、というのであっても、一見関連性があるのに、難しい、ということになったらしいんですね。

 

しかも、五年以上滞在している35歳以上の女性の学生ビザは、どうあってもそれ以上の延長はほぼ無理な状況になったそうです。

 

もちろんイミグレーションのサイトに行っても明文化はされていないですが、ピンポイントで、そういった年齢の女性達がさらに勉強したい、と学生ビザの延長申請をしても通らなくなったとのこと。

 

その理由の一つは、こういった女性達の、婚活して現地男性と結婚したいという下心?を読んでのことのようなのです。

 

もちろん、本当に恋愛して結婚するのは自由なわけですが、永住権を取得するためにお金を出して偽装結婚をする人達がいるので、それを防止するのが主な目的ではないか、と日本人学生の間では憶測が飛んでいるもよう。

 

偽装結婚のための莫大なお金が動いたり、それが個人間にしろ、闇のブローカーにしろ、犯罪に発展しかねないということが一つ。

 

あとは、仮に女性側にとって愛のない偽装結婚であっても、男性側はそうは思わず(特に高齢男性が多いかも)結婚し、また離婚となると、オーストラリアで資産を差し出さないといけなくなるのは常に男性側なのです。また子供がいたら福祉国家オーストラリアが多額の手当てを支給することになるので、それも非常に厄介なことですよね。

 

そういうわけで、正当に自力で永住権を取得できる人なら移民として歓迎するが、そうでないならお帰りください、ということのようです。

 

私はもう一つ、同性婚法が合法化されてしまったこともあるかな、と思っています。

これによってより簡単に、偽装結婚が可能になってしまったと思うので。

 

40代や50代でも、初めて学生ビザを取ろうとする人が却下された、という話ではありません。あくまで五年以上滞在している35歳以上の女性が対象化されているのでは、ということでした。

オーストラリアは移民法が非常に厳格になりつつあり、人口の爆発をなんとか抑えようと必死になっているようです。

優秀な人しかいらない、足りていない職業の人しかいらない、それがオーストラリアの姿勢。

 

日本のように、誰でもいいから移民を受け入れる、という策ではないだけに、どうか日本にも見習ってもらいたい、外国人から多額の授業料をふんだくり、手数料保険料をふんだくり、自国民有利に政策を展開するオーストラリアをぜひ見習って欲しいと思っています。

 

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました!